日本映画が好調だそうだ。昨年初めて、邦画の興行収入が洋画のそれを上回ったことが話題になっている。ちなみに第一位は「ゲド戦記」。批判も多かったが、結局はジブリのブランド力がものを言った形。ポスト宮崎駿への移行に心を砕いている鈴木プロデューサーも、ほっとしたことだろう。
まぁこれはいいとして、以下「LIMIT OF LOVE 海猿」、「THE 有頂天ホテル」、「ALWAYS 三丁目の夕日」、「男たちの大和/YAMATO」と続く。大ヒットしたということは、ふだんあまり映画館に行かない人を惹きつけたということだから、こういうラインナップになるわけだ。単館ミニシアター系では、シネカノン製作の「フラガール」が健闘した。
日本映画好調の背景については、もう報道しつくされている。例えばこういうふうに↓
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200701310197.html
だから以下は私の主観だが、日本人は洋画をあまり観なくなったのではないか。今後ハリウッド映画が復権しても、あまり変化はないだろう。良く言えば、戦後60年にしてやっと欧米志向が薄れてきたわけだが、逆に言えば異文化に対して関心を失っているのである。
日本人は今、日常と地続きのわかりやすい映画しか観なくなっている。ヨーロッパ映画を観る若者は本当に少ない。良くも悪くも背伸をびしないのだ。私はこの現状に違和感がある。
日本映画の快走は、社会の低迷と裏腹の関係にあるのではないか。なんか、皆で温泉に浸かって和んでいるような気がするのだ。目を日本列島の外に向けたスケールの大きな映画も期待したいところだが、せっかくモンゴルまで行って撮影した「蒼き狼」が、戦国の武将もののようになっていて落胆している。by川西玲子
2007年02月17日
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65才、年金生活者の男です。
1000円でみれることもあり、一年に10本
ほど邦画をみます。なぜ洋画でないかは邦画のほうが
楽だからです。
有頂天ホテルは、笑いが多すぎて今二でした。フラガールは、あの程度で日本アカデミー賞かよというところです。武士の一分は○ですが、もうけ役の笹野
高史がアカデミー賞をもらったので、正にもうけたなーという感じです。「それでもボクはやっていない」は周防さんとの繋がりからエキストラにでたりしましたので、甘口になりますが、○です。
この種の映画がもっと続映し、作られれば良いのですが、このくそ面白くない世情では、面白く楽な映画が見られていくのだと思います。
私も洋画より邦画を見ることが増えています。ある意味ここにはTV局とのタイアップ、映画が作り易くなった、シネコンが増えたと言った新聞に書かれていることもありますよね。
また洋画作品の不作もありますよね。
アカデミー賞も外国作品がかなり評価が高いとか、色々なものがあるのは良いことだと思います。
ただ、多作で品質が落ちては困るんですが.....
私の属している映画のサイトで、邦画しか見ない若い女性がいることに気づき、不思議に思っていました。
そうですね。異文化への関心が薄れているのかもしれませんね。自分にわかる範囲のことしか興味を示さない。
こう考えると、その謎が解けるような気がします。